引っ越しの際、最も住所変更手続きを見落としがちなものといえば、「JAF」ではないでしょうか。
滅多に利用するサービスではないだけに、つい忘れがちです。
常時利用するサービスではないので急ぐ必要はありませんが、後でいいからと思っていると忘れてしまうので、なるべく早めに申請しておいた方が良いかもしれません。
「JAF(日本自動車連盟)」は、国内で行われている色々なモータースポーツ等のイベントを承認している組織ですが、一般人には「事故やトラブルで動かなくなった車を牽引してくれるサービス」というイメージのほうが強いでしょう。
特に多いのが、ガソリンが切れて車が動かなくなってしまった場合の対処として利用するケースです。
こうしたトラブルが起こった時、JAFの存在を知らないとどこに連絡して良いかわからなくなり、パニックになる事も少なくありません。
運転中に何等かのトラブルが起こった時、加入している自動車保険にロードサービスがあればそれを利用すれば良いのですが、そうでない場合は「JAF」に連絡してロードサービスを受けるのが最善策です。
ガソリン切れの他、バッテリーが上がってしまった場合、パンクしてしまった場合などにも利用されています。
JAFのロードサービス料金は決して安いとはいえない額ですが、会員登録をしておくと、それらのサービスが無料で利用できるようになります。
場合によっては一部有料となりますが、非会員での利用と比べるとかなり割引になります。
会員になると年間で数千円の会費が必要ですが、数年に一度の頻度でロードサービスを利用するという人にとっては、かなり割安になります。
そういった事もあって、JAFに会員登録している人はかなりの数に上ります。
会員になっている場合は、引っ越しをしたら電話や公式サイトの「JAFマイページ」等での住所変更手続きが必要ですので、忘れないようにしましょう。